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​自律神経の不調

自律神経失調症という病気をご存知の方は多いと思いますが、実は正式な病名ではありません。

自律神経失調症は、明らかな原因疾患がないのに自律神経のバランスが崩れてしまってつらい症状が認められている時に使われる暫定的な呼び名です。ですから、「病名」というよりは「状態」になります。

例えば心臓病などの原因疾患があって自律神経が乱れている場合は、原因疾患の治療が優先されるので、まずは病院で診ていただく事が大事です。その上で、補助的に整体で神経の働きを整えたり、内臓の機能が高まるような施術を受けて頂くと良いと思います。

 

自律神経は、無意識に身体の様々な機能をコントロールしている神経です。交感神経と副交感神経に分けられ、自動車に例えるとアクセルとブレーキのような関係でお互いがバランスを取りながらコントロールしています。急加速をしたり急ブレーキを踏んだり、またはアクセルとブレーキを両方同時に踏み込んだりすると自動車に負担がかかるように、交感神経または副交感神経のどちらかが優位になり過ぎると身体に様々な症状が出ます。症状は疲労感、熱っぽい感じ、手足のしびれ、動悸、息切れ、めまい、頭痛、不眠、寝汗、食欲不振、胃痛、吐き気、肩こり、頭痛、身体の痛み、腹痛、下痢、便秘など体質によって人それぞれで、いくつかの症状が組み合わさって出る事が多いです。

 

原因疾患が無い場合の原因

ストレス、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスが原因と考えられており、中でも精神的なストレスにより交感神経優位の方が多いと考えられています。

自律神経の乱れ(イラスト).jpg

当サロンの対応

当サロンではオステオパシーというアメリカ発祥の医療技術を使って対応します。方法は穏やかなマッサージの様な手法で脳や神経の働きを調整します。そして、肩こり、頭痛、関節痛など身体的な苦痛をとり除くために筋骨格系を調整して対応します。内臓の不調を訴えておられる方には内臓へもアプローチします。

特に交感神経が優位の方はリラックスする事がとても大事です。当サロンの施術はリラクゼーション効果も高いので、術後に効果を実感される方が多いです。

その他、日常生活上のアドバイスをしたり、自律神経を整えるセルフケア(呼吸法や体操等)をご指導いたします。

 

原因となるストレスが解放されると一気に症状が改善される方もおられますが、人間関係などストレスから抜け出すのが困難な場合は長引く事が多いです。たとえストレスから完全に開放されなくてもご自身のストレス耐性を上げて症状を出にくくすることは可能ですので、あきらめず気長に取り組む事が大事です。

自律神経の乱れが原因と思われるお身体の不調を感じておられる方は、当サロンにご相談ください。

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